「Brew for Future ─ 食用米醸造の挑戦と価値」に関する講演を台北で開催

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾)は、台北・南港展覧館2館【品酒教室】にて「Brew for Future ─ 食用米醸造の挑戦と価値」というタイトルのレクチャーに参加することになりました。代表取締役社長・鈴木健吾(農学博士・医学博士)と、福白選酒の蔡沛馨 PHが、日本酒における“食用米醸造”の可能性を、試飲とトークでわかりやすくお届けします。
当社は理念「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」のもと、伝統を尊重しつつAIなど先端技術も取り入れ、地域環境と調和した酒造りを追求しています。理念は生産から研究開発に至る意思決定の中核であり、資源循環などの具体的行動指針を定めて経営することにつながっています。

開催概要
・イベント名:Brew for Future ─ 食用米醸造の挑戦と価値
・日時:2025年11月17日(月)11:50–12:30
・会場:台北南港展覧館2館【品酒教室】
・参加費:NT$150
・申込開始:10月23日(木)15:00
・主催:福白股份有限公司|Q1108
・ブランド名:福白選酒
・登壇者:鈴木健吾/蔡沛馨 PH

■試飲酒:郷(GO)GRANDCLASS 魚沼越光(魚沼産コシヒカリ)
「郷(GO)GRANDCLASS」は、当社の最高峰ライン。主要原料に“魚沼産コシヒカリ”を用い、豊かでクリーンな味わいを特長とします。2025年にはミラノ酒チャレンジでプラチナ賞(白金賞)を受賞し、食用米醸造の新潮流を象徴する1本です。

■イベントの見どころ
1)食用米醸造の最前線:
日本酒は酒造好適米が定番ですが、本イベントでは“食卓の王者”と称される魚沼産コシヒカリで醸す価値を、科学とテロワールの視点から解説します。当社は豪雪地帯・津南の超軟水と清浄な醸造環境を活かし、淡麗で旨みのある味わいを磨いてきました。

2)「Brew for Future」に込めたサステナビリティ:
資源循環などの実践を通じ、100年先も地域の環境と酒造りが共生し続けることを目指す当社の取り組みを紹介します。

3)“郷(GO)”シリーズの設計思想:
食事やライフスタイルごとに再定義した製品ポートフォリオの中から、ハイエンドのGRANDCLASSを試飲。国際コンペ受賞歴も交え、味わいの設計とペアリングのヒントをお伝えします。

■津南醸造について
当社は、日本有数の豪雪地帯・津南のテロワールと微生物科学のシナジーを核に、伝統産業の再生と革新を同時に進めています。2019年を転機に経営改革を実行し、外部パートナーとの提携も通じて新たな成長軌道に入りました。現在は理念「Brew for Future」のもと、AIを活用したスマート醸造や酒粕アップサイクル等の研究開発を推進しています。