津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下津南醸造)は、株式会社野村事務所が構築したAIによる日本酒の官能評価システムを活用して、自社銘柄「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」を含む銘柄の客観的評価を実施しました。その結果、津南醸造が生産する各銘柄との比較の中で、「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」が、爽やかさが高く、苦味が抑えられているという特徴が示されました。
背景
津南醸造が今回活用した日本酒の官能評価システムは、シンガポールのProfilePrint社が開発した食品の官能評価を数値化するシステムで、株式会社野村事務所のサポートのもと日本国内で導入されています。このシステムは、特許技術を用いたスキャニング機能とAI学習機能を組み合わせ、これまで人間による官能評価が主流だった食品評価を高度に再現しています。日本酒の評価においては、唎酒師による評価に非常に近い結果を出すことに成功しています。
「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」について
「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」は、新潟県津南町の豊かな自然と伝統の技を結集させたプレミアム日本酒です。地元で栽培された高品質な魚沼産コシヒカリを贅沢に使用し、標高2,000mの山々から湧き出る天然水で仕込みを行っています。その特長は、上品な香りとまろやかで奥深い味わいにあり、日本酒の新しい可能性を切り拓く一本として注目されています。また、2024年のKura Master日本酒コンクールにおいて純米大吟醸酒部門で金賞を受賞し、その品質が国際的にも高く評価されています。洗練されたデザインのボトルには、津南醸造の「自然と共生する未来を醸造する」という理念が込められており、特別な日の贈り物やグローバル市場でも人気を博しています。
https://koshihikari.tsunan-sake.com/
今後の展開
この評価結果から、津南醸造は国内外の商流において、「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」の味を客観的に説明することが可能となりました。特に、当銘柄はフランスのKura Masterで金賞を受賞し、シンガポールや台湾などでの試飲会などでも高い評価を得ることができており、今回の評価の内容を参考に、よりグローバルでの展開を強化していく予定です。
津南醸造株式会社について
津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置く日本酒蔵です。この地域は豪雪地帯で知られ、標高2,000mの山々からの天然の湧水を仕込み水に使用しています。地元で生産される「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いて、自然と共生する酒造りを行っており、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトにしています。2023年からの新体制で、酒蔵とサイエンスの融合をベースに新たな価値創造ならびに海外展開を目指しています。
https://tsunan-sake.com