津南醸造は、新商品の純米大吟醸「GO LUNAR」のクラウドファンディングを開始しました

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町 代表取締役:鈴木健吾 以下、津南醸造)は、純米大吟醸「GO LUNAR」をクラウドファンディングサービスの「CAMPFIRE」のプラットフォームを活用して、限定販売を開始しました。

背景:月面環境を想定した発酵メカニズムの探求

「GO LUNAR」は、郷(GO)シリーズの中でも、究極のテロワールで宇宙における閉鎖的環境における地産地消を目指した発酵プロセスの可能性を追求することを目指して開発されてきました。極限環境下における微生物の適応能力や発酵制御技術の研究は、地球上の醸造学にも応用可能な新たな知見をもたらすと考えています。今回、クラウドファンディングのリターンとして提供する本商品は、従来の酒造技術に加え、最新の生化学的アプローチを用いて発酵制御を最適化し、香気成分の向上を実現しています。

高機能性日本酒としての開発

「GO LUNAR」では、香気成分の生成を促進する発酵技術を採用しています。近年の研究により、麹菌および酵母の代謝経路を精密に制御することで、風味の向上だけでなく、酒質の安定性や熟成特性の強化が可能であることが示唆されています。本プロジェクトでは、これらの科学的知見をもとに、酒造りの新たな可能性を探ってきました。

クラウドファンディングの目的と展望

本クラウドファンディングは、「GO LUNAR」の製造関連の資金を確保するだけでなく、今後の研究開発の基盤を築くことを目的としています。津南醸造は、発酵学、微生物学、宇宙生物学といった学際的アプローチを活用し、日本酒の新たな領域を切り拓くことを目指します。

プロジェクトの詳細および支援方法については、以下のページをご覧ください。

クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/824032

本プロジェクトを通じて、日本酒の持つ可能性を最大限に引き出し、次世代の醸造技術へとつなげていきます。皆様のご支援を心よりお待ちしております。

津南醸造について 

津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置く、日本酒を生産する酒蔵です。この地域は豪雪地帯で知られ、標高2,000mの山々からの天然の湧水を仕込み水に使用しています。地元で生産される「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いて、自然と共生する酒造りを行っており、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトにしています。2023年からの新体制で、酒蔵とサイエンスの融合をベースに新たな価値創造ならびに海外展開を目指しています。
https://tsunan-sake.com