「JFEX SUMMER 2025」にて、津南醸造が造る日本酒の可能性を世界に提案しました

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下「津南醸造」)は、2025年7月9日(水)から11日(金)に東京ビッグサイトで開催された「JFEX SUMMER(第6回 国際 食品・飲料商談Week)」に出展し、多くの国内外バイヤー・来場者と商談および交流を行いました。

本展示会では、アジアを中心に各国から多様な業界関係者が津南醸造ブースを訪れ、弊社商品を実際に試飲いただきました。中でも、日本を代表する食用のブランド米である「魚沼産コシヒカリ」を使用した『郷(GO) GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition』は、「一般的な日本酒では感じられない豊かな旨み」「雑味やクセがなくクリーン」といった高評価を多数いただき、日本酒初心者や海外市場でも受け入れやすい味わいであることを改めて実感しました。

また、津南醸造が提案する新しい日本酒スタイルとして展開している「PINボトル」シリーズ(GO DINER、GO DOLCE、GO VINO)については、従来の日本酒とは異なる「SNS映えするデザイン性」や「リキャップ可能な実用性」が特に注目を集め、若年層や飲食店からの評価も得ることができました。

さらに、津南醸造がコラボレーション商品として取り扱う「SAISEI リジェネソームサプリメント」の展示ならびに日本酒由来のナノ粒子に関する「SAKESOME」も併せて行い、健康志向の高い来場者からも関心を集めました。

今回の出展を通じて、津南醸造は「時代のニーズに応える日本酒」ならびに「日本酒のアップサイクルの可能性」をより多くの国・地域の方々と共有することができました。今後も、伝統に根ざしながらも革新を追求し、国内外のパートナー企業との連携を深め、世界中に“津南発”の日本酒の魅力を届けてまいります。

津南醸造が手掛ける日本酒アップサイクルプロジェクト

津南醸造が手掛ける「日本酒アップサイクルプロジェクト」とは、日本酒の副産物である酒粕を中心に、これまで食品用途として活用してきた経験を基盤に、さらなる高度利用を目指す取り組みです。酒粕由来の炭素材料による半導体技術の開発、日本酒由来成分のナノ粒子「SAKESOME」の応用研究、そして日本酒製造由来素材を活用した細胞培養食品(培養肉)生産への応用など、多様な領域で酒粕などを資源として循環させ、伝統産業と最先端技術を融合させたイノベーション創出に挑戦しています。

津南醸造について

津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える日本酒を生産する酒蔵です。日本有数の豪雪地帯に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として活用しています。地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りは、自然との共生と革新を融合させたスタイルを特徴とし、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに掲げています。2025年には、醸造技術を競う「越後流酒造技術選手権大会」において、新潟県知事賞(第1位)を受賞しました。
https://tsunan-sake.com/