「日本酒アップサイクルプロジェクト」が、ニュースイッチ(日刊工業新聞社)で紹介されました

津南醸造が進める、日本酒副産物「酒粕」を軸にした先進的な資源循環の取り組みが、産業・技術の視点から情報を発信するメディア「ニュースイッチ」で取り上げられました。

記事では、当社が掲げる 3つの重点開発テーマ が詳しく紹介されています。

1️⃣ 酒粕由来の半導体材料の開発
 酒粕に含まれる有機成分を炭素材料へ変換し、導電性素材や環境配慮型半導体への応用を探る試み。再生可能資源としての酒粕の新たな価値を切り開きます。

2️⃣ 日本酒由来ナノ粒子「SAKESOME」の応用研究
 日本酒中に含まれる有用成分をナノ粒子レベルで分画し、化粧品・食品・農業資材など幅広い分野での活用を目指します。大学との共同研究も視野に進行中です。

3️⃣ 酒製造副産物を活用した細胞培養食品原料の検討
 副産物を細胞培養工程に利用し、次世代タンパク源としての細胞培養食品産業への応用可能性を探ります。

これらのプロジェクトは、当社がこれまで進めてきた 「醸グルト」への酒粕提供MEMORY LABとの生成AIによる技術調査 といった異分野連携の延長線上にあり、日本酒業界の枠を超えた“発酵×技術”の可能性を推進するものです。

津南醸造は今後も、企業・研究機関・自治体との連携を深め、アップサイクルを軸に持続可能な社会的価値の創出に挑戦していきます。

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🔗 https://newswitch.jp/p/46440