津南町の持続可能な未来を科学するシンポジウム ~ Envisioning a Sustainable Future of Tsunan Town Through Science ~を、2024年1月27日(土曜日)に津南町にて開催します

 この度は、津南醸造株式会社(本社:新潟県津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下津南醸造)は、グローバルシェイパーズ横浜ハブと協力して、新潟県津南町において「津南町の持続可能な未来を科学するシンポジウム ~ Envisioning a Sustainable Future of Tsunan Town Through Science ~を」開催することをお知らせします。

 津南町は新潟県の中でも雪深いエリアに位置しながら、津南町には、農業(コシヒカリ、雪下にんじん、アスパラガス、スイートコーン、カサブランカ)、観光業(大地の芸術祭、スカイランタン、雪)、製造業(シリンダー事業、天然水、日本酒)、教育(ジオパーク、苗場山脈)など、多岐にわたる産業が存在します。これらの産業と天然資源を活用した新しいサステナブルな地域貢献型産業の可能性があると考えられます。

 当日のシンポジウムでは、津南町に関連するもしくはグローバルの視点を有する有識者による一般向けのセミナーとディスカッションを行う予定です。


■ シンポジウム概要

日時2024年1月27日(土) 13:00 – 15:00 (開場:12:30)
場所津南町文化センター(ホール・ホワイエ)
(〒949-8201 新潟県中魚沼郡津南町下船渡丁2806−3)
主催津南醸造株式会社
協力グローバルシェイパーズ横浜ハブ (Global Shapers Community Yokohama)
参加費無料
来場対象津南町の地域振興に関心をお持ちのすべての人々(企業・団体)学生・社会人、製造・メーカー、販売店、OEM、ディーラー、代理店など
事前申し込み不要
(直接会場にいらしてください)
問い合わせ新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141 津南醸造株式会社内 
 電話番号:025-765-5252 担当:島田隆吏


■ シンポジウムプログラム( ※ 登壇者の敬称略)

13時00分~13時10分開会挨拶&シンポジウムの趣旨説明 
・・・末冨 ニコラス 健丸(Global Shapers Community 横浜ハブ)
13時10分~13時30分記念セミナー「津南町の経済・産業の可能性」
・・・桑原 悠(津南町 町長)
13時30分~14時30分セミナー(事例紹介)
テーマ①「津南町で養豚DXによる持続可能な農業に取り組む」
   ・・・島田 福徳(鬼や福ふく 代表)× 沼澤 祐介 (Eco-Pork) 
テーマ②「津南醸造が地域と目指すリジェネラティブな酒造り」
   ・・・鈴木 健吾(津南醸造 代表取締役)× 樺沢 敦(FARM8 代表取締役)
14時30分~15時00分総合討論&クロージング 「津南エリアで実現するサーキュラーエコノミー」
・・・末冨 ニコラス 健丸(Global Shapers Community 横浜ハブ)

■ 登壇者紹介(※敬称略)

桑原 悠(津南町 町長)

1986年、津南町生まれ。東大公共政策大学院在学中の25歳で津南町議に、31歳で同町長選に初当選、当時全国最年少町長となった。国・地方脱炭素実現会議、国土審議会計画部会など政府の会議委員を務めたほか、民間組織「令和国民会議」(令和臨調)国土構想委員などを務める。



島田 福徳(株式会社鬼や福ふく 代表)

津南町で代々農家を営んできた家系で、現在20代目。養豚業は先代が開始し、今では約1,500頭を飼育する。「鬼の宝ポーク」はしっかりした旨味と甘い香りが特徴で、県内のみならず全国的にもファンが多い。廃棄される米菓を自家配合して餌に活用したり、養豚で出る堆肥で鬼にんにくや鬼もろこしといった作物を生産したりと、循環型農業に取り組む。


沼澤 祐介 (株式会社Eco-Pork)   

「次世代に食肉文化をつなぐ」をビジョンに掲げ、養豚業界へのDXソリューション提供を進める株式会社Eco-Porkの流通・広報担当。全国各地の養豚農家との関わりのなかで「さまざまな作り手のこだわりの豚肉を多くの方に知ってもらいたい」と流通事業の立ち上げに参画。第1弾として津南町「鬼や福ふく」を選び、その美味しさと取り組みを全国に発信中。



鈴木 健吾 (津南醸造株式会社 代表取締役)

2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に微細藻類の利活用を主にした研究テーマを手掛ける。 2016年に東京大学で博士(農学)、2019年に北里大学で博士(医学)の学位取得。2023年に津南醸造の代表取締役に就任。


樺沢 敦(FARM8 代表取締役 )

新潟県を拠点に活動中。これまでの活動として、津南醸造を含む中小企業向けのマーケティングコンサルタント、および地域作りや産業おこしを中心としたNPO法人のマネジメントを実施して、食を中心に循環社会をつくるプロデュース会社である株式会社FARM8を設立した。プロデュースだけでは掴みきれないマーケットニーズの把握やネットワークを構築するため、自社小ロット加工場と自社店舗を稼働させ、実際の商品を常に生み出しながらトータルで地域と食のプロデュースを実施する。


末冨 ニコラス 健丸 (Global Shapers Community Yokohama Hub)

データサイエンティスト。南米チリ出身。世界経済フォーラムにより組織される、多様なバックグラウンドを有する社会問題に興味を持った若者が集まるGlobal Shapers Community横浜ハブで「Rising Sun Green Makers」という気候変動対策やサーキュラーエコノミーの社会実装ができる次世代イノベーターを増やすプロジェクトを立ち上げる。現在は、世界各国のShapersと共にグリーンキャリア教育やサステイナビリティ・スタディツアーなどを推進中。


■ グローバルシェイパーズ横浜ハブ について

グローバルシェイパーズ横浜ハブ(Global Shapers Community Yokohama:GSC-Y)は、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)により組織される、若者の力で横浜に変化をもたらしていくコミュニティです。多様な分野のプロフェッショナルが集い、横浜を拠点とするプロジェクトを多数推進しています。

https://gsc-yokohama.com/home


■ 津南醸造について

津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置く日本酒蔵です。この地域は豪雪地帯で知られ、標高2,000mの山々からの天然の湧水を仕込み水に使用しています。地元特有の酒米「五百万石」を用いて、自然と共生する酒造りを行っており、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトにしています。2023年からの新体制で、酒蔵とサイエンスの融合をベースに新たな価値創造ならびに海外展開推進を目指しています。

https://tsunan-sake.com