令和5年12月4日、津南町の桑原悠町長を津南醸造株式会社の鈴木健吾が代表取締役の就任を報告するため表敬訪問しました。

津南町の桑原悠町長

2023年(令和5年)12月4日(月曜日)、津南町の桑原悠(くわばら はるか)町長を津南醸造株式会社(新潟県中魚沼郡津南町)の鈴木健吾(すずき けんご)が代表取締役の就任を報告するため表敬訪問しました。

津南醸造株式会社は、2023年12月3日(日曜日)に第70期津南醸造株式会社 株主総会を開催し、鈴木健吾が代表取締役に就任しました。その就任に関する報告と今後の津南町における事業活動に関する相談を行いました。

津南醸造は地域イベントへの貢献を模索しており、中でも「つなん雪まつり&SNOWWAVE2024」に対して、今年に引き続き来年も新しい形での参加を検討していることを表明しました。さらに例年、津南町を含む「越後妻有」というエリアで、国際的な規模で注目される「大地の芸術祭」が7月中旬から11月にかけて開催されます(2024年開催は、7月13日~11月10日の87日間の予定)。このイベントは、インバウンド旅行者を含む多くの訪問者を惹きつけることが期待されており、津南醸造はこの機会を利用した自社製品の展示や販売を検討していることを報告しました。

また津南町には、農業(コシヒカリ、雪下にんじん、アスパラガス、スイートコーン、カサブランカ)、観光業(大地の芸術祭、スカイランタン、雪)、製造業(非鉄金属製造業、クリアウォーター、日本酒)、教育(ジオパーク、苗場山脈)など、多岐にわたる産業が存在します。これらの産業との協力を経て、津南町とともに津南醸造が発展するイメージについてのディスカッションを実施しました。

津南町の将来を見据えた地域振興を実現するためには、人口減少への対応、産業ポートフォリオの組み換え、地域間連携の強化、海外対応の充実などが重要な課題解決のための検討事項として挙げられました。これらの課題への取り組みは、地元の民間企業による貢献が期待されており、津南醸造としてもその貢献についての可能性を模索していくことを約束しました。